Claude Code が遅い・反応しないときの原因と対処法(Windows / WSL / ネットワーク別)

Claude Code が遅いとき、原因はだいたい次の 5 つのどれかです。上から順に確認すると早く見つかります。

症状 疑う原因
起動に 10 秒以上かかる Windows Defender、古いバージョン、PATH の競合
ファイル操作が遅い(WSL) 作業フォルダが /mnt/c 以下にある
会話が進むほど遅くなる コンテキストの肥大化
応答が返るまで数十秒 モデル(Opus 系)、Anthropic 側の混雑
途中で固まる、切れる ネットワーク、プロキシ、VPN

1. 起動が遅い(Windows)

Windows Defender の除外を設定する

Defender のリアルタイム保護は、node.exe の起動と node_modules の大量ファイルを毎回スキャンします。次を除外に追加すると、起動が数秒縮まることが多いです。

  • Claude Code のインストール先(例: %USERPROFILE%\.local\bin、npm 版なら %APPDATA%\npm
  • 作業プロジェクトのフォルダ

設定 → プライバシーとセキュリティ → Windows セキュリティ → ウイルスと脅威の防止 → 設定の管理 → 除外。

除外はセキュリティを下げる操作です。信頼できる自分のプロジェクトだけにしてください。

古いバージョンを使っていないか

claude --version
claude update

古いバージョンは起動時の更新確認で待たされることがあります。

PATH に古い Claude.exe が残っていないか

where.exe claude

複数出てきたら、古い方を PATH から外します。詳しくは Windows インストール手順 のエラー対処を参照してください。

2. WSL でファイル操作が遅い

WSL2 から Windows 側のファイル(/mnt/c/...)を触ると、ファイルシステムの変換が入って数十倍遅くなります。Claude Code は大量のファイルを読み書きするので、この影響が直撃します。

対処は 1 つです。プロジェクトを WSL 側に置く

# 遅い
cd /mnt/c/Users/you/projects/myapp

# 速い
cd ~/projects/myapp

Windows 側から編集したい場合は、エクスプローラーで \\wsl$\Ubuntu\home\you\projects を開けば触れます。

3. 会話が進むほど遅くなる

Claude Code は毎回のやり取りで、それまでの会話とファイルの内容をまとめて送っています。セッションが長くなるほど送る量が増え、応答が遅くなり、上限も早く消費します。

  • 作業の区切りで新しいセッションを始める
  • 大きなファイルやログを丸ごと読ませない。必要な部分だけ指定する
  • 不要になった出力は要約させて、続きは新しいセッションで

上限の仕組みは 上限とリセット時間の記事 にまとめています。

4. 応答そのものが遅い

モデルを確認する

Opus 系は Sonnet 系より賢い代わりに遅く、消費も大きいです。調査や小さな修正は Sonnet 系に切り替えると体感が変わります。セッション中にモデルを切り替えるコマンドは /help で確認してください。

Anthropic 側の状況を見る

急に遅くなった、エラーが増えた、という場合は自分の環境ではなく Anthropic 側のことがあります。

  • status.anthropic.com で障害情報を確認
  • 米国の業務時間帯(日本の深夜〜早朝)は混みやすい

障害中は待つのが最善です。

5. 途中で固まる・切れる

  • 会社のプロキシや VPN 経由だと、長い応答のストリーミングが途中で切られることがある。VPN を切って再現するか確認
  • HTTPS_PROXY 環境変数の設定が必要な環境では、設定しないと接続に失敗する
  • Wi-Fi が不安定なら有線に

私の環境での計測

(執筆中)

まとめ

  • 起動が遅い → Defender の除外、バージョン更新、PATH の整理
  • WSL で遅い → プロジェクトを ~/ に置く
  • 長い会話で遅い → セッションを区切る、読ませる範囲を絞る
  • 応答が遅い → モデルを Sonnet 系に、status ページを確認
  • 切れる → VPN・プロキシ・回線を疑う

よくある質問

Q. Claude Code の起動だけが遅いのはなぜですか?

Windows では Defender のリアルタイム保護が node の起動と node_modules のスキャンに時間をかけるのが典型です。作業フォルダとインストール先を除外に追加すると改善します。

Q. WSL で Claude Code が極端に遅いです

作業フォルダが /mnt/c 以下(Windows 側のドライブ)にあると、ファイル操作が数十倍遅くなります。プロジェクトを WSL 側のホーム(~/)に置いてください。

Q. 今日だけ急に遅くなりました

Anthropic 側の負荷や障害の可能性があります。status.anthropic.com を確認し、障害中なら待つのが最善です。

検証環境: Windows 11 Pro / WSL2 Ubuntu 24.04 / 2026-09-19 時点。料金や仕様は変更されることがあるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

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