Claude Code を VPS で 24 時間動かす構成と費用【ConoHa / さくら / KAGOYA 比較】

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Claude Code を「自宅PCを点けたまま」ではなく、サーバー上で常時動かしたい場面があります。

  • 夜間に定期的にリポジトリを監視して、テスト失敗を直させたい
  • Slack や Discord から指示を投げて、外出先から作業させたい
  • 家の PC を落としても、長時間タスクを止めたくない

この記事では、月 1,000〜2,000 円の VPS で Claude Code を常駐させる構成を、費用・スペック・セキュリティの順にまとめます。

先に結論

目的 推奨 月額目安
まず試す ConoHa VPS 2GB(時間課金)か KAGOYA 2GB(日額) 770〜1,007 円
常時動かす ConoHa VPS 2GB または 4GB 1,007〜1,752 円
並列・Docker も使う ConoHa VPS 4GB または さくら 4GB 1,752〜3,520 円

自宅の一般的なデスクトップを 24 時間点けておく電気代が月 1,300 円前後なので、2GB VPS は電気代とほぼ同額です。差額以上に「家の回線と PC を開けなくて済む」価値があります。自分の条件で計算したい場合は VPS コスト比較ツール を使ってください。

必要なスペック

Claude Code は Node.js 製の CLI です。動かすだけなら軽量ですが、実際に作業させると次の理由でメモリを使います。

  • Claude Code 本体: 300〜600MB 程度
  • 作業対象のプロジェクトのビルド・テスト(npm、pytest など): 数百 MB〜数 GB
  • 複数セッションの並列実行: セッション数ぶん
メモリ できること
1GB 起動と軽い定期実行。npm install でスワップが発生しやすい
2GB Claude Code 単体の常駐、小〜中規模プロジェクトの作業。まずはここ
4GB ビルド・テスト込みの作業、2〜3 セッション並列、Docker
8GB 以上 複数エージェントの常時稼働

vCPU は 2 以上あれば十分です。SSD は 50GB あれば足ります。

VPS 3 社の比較(2026 年 9 月時点・税込)

ConoHa VPS さくらのVPS(石狩) KAGOYA CLOUD VPS
1GB 763 円 880 円 550 円
2GB 1,007 円 1,738 円 770 円
4GB 1,752 円 3,520 円 1,760 円
最低契約 1 ヶ月(時間課金あり) 3 ヶ月 1 日(日額課金)
無料期間 なし 2 週間 なし
短期利用 時間課金で月額上限あり 不向き 日額課金

料金は各社公式ページからの転記です。長期契約割引やキャンペーンは含めていません。最新は公式サイトで確認してください。

ConoHa VPS を選ぶ理由

  • 2GB / 4GB の価格と使い勝手のバランスが良い
  • 時間課金があるので「1 週間だけ試す」ができる
  • 管理画面が分かりやすく、Ubuntu のテンプレートが揃っている
  • 長期契約にすると大きく安くなる

まず試すなら ConoHa の 2GB を時間課金で立てて、使い続けると決めた時点で長期契約に切り替えるのが無駄がありません。

ConoHa VPS の料金を見る

さくらのVPS を選ぶ理由

  • 2 週間の無料お試しがある
  • 石狩リージョンが安い
  • 老舗で情報が多い

ただし最低契約が 3 ヶ月で、2GB 以上は ConoHa より高めです。

KAGOYA を選ぶ理由

  • 1GB / 2GB が最安クラス
  • 日額課金なので、数日だけ動かす用途に向く

構成の全体像

[手元の PC] --SSH--> [VPS: Ubuntu 24.04]
                        ├─ tmux セッション内で claude(対話)
                        ├─ cron / systemd timer で claude -p(定期実行)
                        └─ Git リポジトリ(作業対象)
  1. VPS に Ubuntu を入れ、SSH 鍵認証だけにする
  2. Node.js と Git、Claude Code を入れる
  3. 対話で使うときは tmux の中で claude を起動する(SSH が切れても続く)
  4. 定期実行は claude -p "指示" を cron か systemd timer から呼ぶ

具体的なコマンドは ConoHa VPS に Claude Code を入れて SSH から使う手順cron / systemd で定期実行する方法 に分けて書いています。

認証はどうするか

  • 対話で使う: SSH で入って claude を起動すると、ログイン用の URL が表示されます。手元のブラウザで開いて認証すれば、Pro / Max の定額プランがそのまま使えます
  • 自動実行: ANTHROPIC_API_KEY を環境変数に置き、API 従量課金で動かす方が安定します。cron からブラウザ認証はできないためです

API キーはリポジトリに入れず、systemd の EnvironmentFile やパーミッション 600 のファイルに置きます。

セキュリティの最低限

Claude Code はファイルの編集とコマンド実行ができます。VPS を乗っ取られると、そのまま攻撃に使われます。

  • SSH はパスワード認証を無効化し、鍵認証のみにする
  • root で作業しない。専用ユーザーを作る
  • ufw で SSH 以外のポートを閉じる
  • 自動実行では許可するツールを絞る
  • API キー・トークンは環境変数かパーミッション 600 のファイルに置く
  • 作業対象は専用リポジトリに限定し、本番の認証情報を置かない

実際に構築した結果

(執筆中)

まとめ

  • Claude Code の常時稼働は 2GB VPS で月 1,000 円前後から
  • 自宅PCの電気代とほぼ同じで、回線と PC を開けなくて済む
  • まず ConoHa 2GB を時間課金で試し、続けるなら長期契約へ
  • 対話は tmux、定期実行は API キー + cron / systemd
  • SSH 鍵認証・専用ユーザー・ufw は最初にやる

ConoHa VPS を試す

よくある質問

Q. Claude Code を VPS で動かすのに必要なメモリはどれくらいですか?

Claude Code 単体なら 1GB でも起動しますが、npm のビルドや複数セッションを回すなら 2GB 以上、並列実行や Docker も使うなら 4GB を推奨します。

Q. VPS でも Pro / Max の定額プランで使えますか?

使えます。SSH で入って claude を起動し、表示される URL を手元のブラウザで開いてログインします。自動実行(cron 等)なら API キー認証の方が安定します。

Q. VPS の費用はいくらかかりますか?

2GB プランで月 770〜1,738 円、4GB で月 1,752〜3,520 円が目安です(2026 年 9 月時点、税込)。

検証環境: Ubuntu 24.04 LTS(VPS)/ Windows 11(手元) / 2026-09-19 時点。料金や仕様は変更されることがあるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

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